小池百合子都知事と意見交換~子育て支援で連携を確認~
一般社団法人日本保育連盟の杉村栄一代表理事らは5月16日に東京都庁知事応接室で、小池百合子都知事と子育て支援施策について意見交換を行いました。

意見交換では、杉村代表理事が連盟の勉強会などの活動について報告。急速な少子化が進む中で保育現場が抱える課題を説明したうえで、「都との連携を深めることで子どもを育む環境をしっかりと整えていきたい」と述べました。続けて、貞松成理事が保育士の専門性を高め、保育の質の向上を目指す「認定保育士制度」資格創設を大学と連携して目指している趣旨を説明し、資格創設に向けた協力を求めました。
これに対して、小池知事は、子どもの探究心を育むことを目的に都内全域で展開する「とうきょうすくわくプログラム」が今年度2750園に規模を拡大したことや、今年9月から保育料の第一子無償化を開始することなど都の主要な子育て支援施策について言及。保育環境の整備に力を入れていくことを改めて示したうえで、「保育の現場を熟知される皆様と一緒に、チルドレンファースト社会の実現に向け、しっかりと取組を進めていく」と述べ、連盟の活動に理解を示しました。
